なぜ、立派な「評価制度」を作った会社ほど失敗するのか
~制度を作る前に考えたい、その制度を本当に運用することができるのか?~
講座のご案内
素晴らしい制度より、現場が回し続けられる仕組みを。
自社の現状にフィットする制度設計と、より良い運用に向けてレベルアップするための実践術。
多くの企業が立派な評価制度を導入しただけで満足し、失敗に終わっています。見た目が美しいハイスペックな制度ほど現場で使いこなせず、ハロー効果や近接誤差といった「評価エラー(主観)」によるバラつきが生じるため、現場に不信感が募って形骸化していくケースが後を絶ちません。
労働人口が減少するこれからの時代、評価制度によって若手から年上部下まで多様な人材を惹きつけ定着させるためには、部下の「評価への納得感」と「成長実感」が不可欠です。
本セミナーでは、人間の主観はゼロにできないという前提に立ち、制度を形骸化させないための運用の技術を提示します。評価者の日々の観察による部下の行動事実の集め方から、評価会議でブレを調整するすり合わせ、そして部下の納得感を引き出す1on1の対話術までを具体的に解説。経営者・管理職・現場の三者が役割を果たし、評価制度を組織文化へと昇華させる「再現性のある運用体制」の構築法を、6つのカリキュラムに沿って徹底的に解き明かします。
こんな方におススメ
・評価制度を導入したが、社員からの不満や「どうせ頑張っても評価されない」という諦めがある
・「面談が形骸化している」「形だけの目標設定になっている」と感じている
・評価者(管理職)によって評価基準のバラつきが激しく、全体での「すり合わせ」ができていない
・ベテラン社員や年上部下へのフィードバック・マネジメントに苦手意識がある
・評価制度を単なる「給与を決める査定」ではなく、「人が育つ仕組み・組織文化」に変えたい
対面開催だからこそ得られる「3つの価値」
今回のセミナーは、オンラインでは得られない「熱量」と「深化」を重視した対面形式で開催します。
1. 講師と直接対話できる「個別相談・質疑応答」の充実
画面越しでは聞きにくい「ウチの会社特有の複雑な人間関係」や「あの中堅社員へのフィードバック」など、より具体的かつ泥臭い悩みにその場で講師が直接回答します。セミナー後の少しの時間を使って、自社の状況に合わせたアドバイスを持ち帰ることができます。
2. 「評価者(あなた)の歪み」を経営者目線で徹底検証
評価制度が失敗する最大の原因は、実は制度そのものではなく「評価者の認識のズレ」にあります。本セミナーでは、多くの管理職が陥る心理的なエラー(ハロー効果や確証バイアスなど)をケーススタディで解き明かします。貴社に持ち帰ったその瞬間から、「誰を・どう見るか」というあなたの眼差しが変わります。
3. 「制度」ではなく「運用」を磨くための現場ネットワーク
他の参加者と意見交換をすることで、「同じような悩みを持つ経営者・管理職」同士のつながりが生まれます。評価制度という、社内ではなかなか相談しにくいテーマだからこそ、同じ志を持つプロフェッショナルたちと「どう乗り越えたか」というリアルな成功・失敗談を共有し、明日からのマネジメントのヒントを得られます。
プログラム詳細
講座プログラム
1. 評価制度が機能しない本当の理由
・ 見た目は立派な制度が現場で使いこなせない原因
・ 「査定ツール」から「人を育てる仕組み」への意識改革
・ 経営者・評価者・現場それぞれの役割分担
2. 評価基準の作り方・伝え方
・ 期待する行動(コンピテンシー)の具体化・言語化
・ 定量目標が立てにくい部署での運用の工夫
・ 判断の前に必須となる日々の「観察」とエビデンス蓄積
3. 評価者の主観を“ならす”技術
・ ハロー効果や近接誤差など評価エラーのメカニズム
・ 1次評価者の偏りを平準化する「評価会議」の進め方
・ 部門間の不公平感をなくす行司役の配置と運用ルール
4. 評価面談の進め方
・ 若手社員:承認と成長実感を促すキャリアステップの提示
・ 年上部下・ベテラン:経験の尊重と役割期待の伝え方
・ 相手の心を開くフィードバック技法
5. 評価を“育成”につなげる1on1の設計
・ 本音を引き出す1on1の進め方(自己開示と雑談の重要性)
・ 一方的な割り当てにしない「役割と目標」の合意形成
・ 短年度で終わらせない中長期的な成長ストーリーの共有
6. 評価制度と組織文化の関係
・ 評価制度は「会社の価値観とメッセージ」そのもの
・ 日々のコミュニケーションで評価制度を育てるステップ
・ 会社の成長・時代の変化に合わせた見直しのタイミング
※プログラムは変更となる場合があります。
得られる成果
・ 優秀な若手の早期離職を防ぎ、年上部下の経験を力に変える「タイプ別・フィードバック」の技術
・ 「定量目標が立てにくい」悩みを解消し、日々の「観察と事実」で被評価者の成長を促す目標設定・運用ノウハウ
・ 主観による評価エラー(甘辛・ブレ)を組織ですり合わせる方法と、不満を生ませない「納得感」の醸成プロセス
講師紹介
人材開発コンサルタント
細谷 知司 先生1995年 東京大学教養学部比較日本文化論学科卒業 東京海上日動火災保険株式会社に入社。
・企業向けの財産保険、医療事故に関する賠償責任保険など専門性の高い事故対応
・クレーム対応など、主にリスクマネジメントに関わる研修講師
・管理職昇格後は、人材育成に関する社内研修講師としても活躍。
2018年 同社を退社し、人材開発コンサルタントとして独立
<著作物>
『「できない」を「できる」に変えるマネジメント』 (2016年 セルバ出版)
『リーダーの「対話力」ノート』 (2018年 ぱる出版)
『自分らしく幸せに生きるための100の言葉』 (2019年 シャスタインターナショナル)
『「上手く」書かない文章教室』 (2020年 スタンダーズ)
開催概要
日時
2027年1月21日(木) 15:00~16:30
形式・会場
【対面・会場参加】
開催会場:汐留エッジ 6階
東京都港区東新橋1-8-3 汐留エッジ6階
TEL:03-3569-0968(公開講座窓口)
アクセス:ゆりかもめ/都営大江戸線…「汐留駅」 徒歩約2分
JR山手線 / 都営浅草線 / 東京メトロ銀座線 …「新橋駅」徒歩約4分
受講料
申込締め切り
最終申込締め切り:
2027/01/20
